投稿者: nanoaqua

  • 【実はバラバラ?】解体業者によって得意な工事は違うって知ってた?

    こんにちは。今回は「解体業者の違い」について書いてみようと思います。

    一口に「解体業」といっても、実は会社ごとに得意なジャンルや作業内容はまったく違います。
    業界の外から見ると、みんな同じようなことをやってるように見えるかもしれませんが、実際にはかなり個性があります。

    ■ 得意・不得意はなぜ生まれる?

    ・重機を多く持っている会社
    → RC造や大型建物の解体が得意(スピードとパワー重視)

    ・手壊しや細かい作業が得意な会社
    → 木造住宅、内装解体などで重宝される(丁寧な作業が求められる)

    ・法規対応や書類関係に強い会社
    → 官公庁案件や元請けとのやりとりが多い

    ・アスベストや産廃処理に特化してる会社
    → 資格・ルート・設備が整っている必要あり

    このように、「どこも同じ」ではなく「どこが何に強いか」が大事なんです。

    ■ 業者選びで失敗しないためには?

    発注側(元請けや施主)は、価格だけで選んでしまいがちですが、「その会社がやろうとしている仕事に本当に合っているか」を見極めることも重要です。

    ・実績(過去の施工事例)
    ・得意構造(RC/木造/内装など)
    ・重機や資格の保有状況
    ・対応エリアやスピード感

    これらをチェックするだけでも、相性の良い業者を選べる可能性が高まります。

    ■ 解体業界で働く側にとっても大事な視点

    就職・転職を考えている人にとっても、「その会社がどんな解体を主にやっているか」は重要です。

    ・自分は重機を扱いたいのか?
    ・細かい作業をコツコツやるのが向いているのか?
    ・将来、施工管理や営業もやってみたいのか?

    業者ごとのカラーを知ることで、自分に合った働き方も見えてきます。

    職人・現場作業員の転職なら【職人から施工管理エージェント】

    ■ まとめ

    解体業界は、一見するとどこも似たような仕事をしているように見えますが、実は会社ごとに「得意分野」や「働き方のスタイル」がかなり違います。

    発注する側も、働く側も、「何を求めているのか」によって選ぶ会社が変わってくる。
    そんな“中の人しか知らない話”を、今後も発信していけたらと思います。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

  • 解体施工管理ってどんな仕事?現場の1日の流れをわかりやすく紹介


    こんにちは。今回は、解体施工管理の「実際の仕事内容」についてご紹介します。
    これから現場に入る方や、解体業界の施工管理に興味がある方に向けて、リアルな1日の流れをわかりやすくまとめました。

    ■ 解体の施工管理ってどんな仕事?

    施工管理は、現場で作業をするのではなく、作業が「安全に」「スケジュール通りに」「トラブルなく」進むように指揮・調整する立場です。

    主な役割は以下の通りです。

    ・工程管理(予定通りに進んでいるか確認)
    ・安全管理(KY活動、リスクの事前確認)
    ・近隣対応(騒音や振動のフォロー)
    ・写真撮影、作業記録
    ・職人さんとのコミュニケーション
    ・各種書類の作成(施工計画書や日報など)

    ひとことで言うと、解体現場の“現場監督”のような存在です。

    ■ 現場の1日の流れ(例)

    現場によって違いはありますが、一般的な1日のスケジュールはこんな感じです。

    ・7:30 現場到着、準備、朝礼前確認
    ・8:00 朝礼、KY活動(安全確認)
    ・午前中 現場巡回、進捗確認、写真撮影、打ち合わせなど
    ・12:00 昼休憩(職人さんとの雑談も大事)
    ・午後 工程管理、安全確認、作業内容の記録など
    ・16:30〜17:00 清掃、片付け、翌日の準備、報告書作成

    ポイントは、外に出て動き回る時間と、パソコンや書類対応のバランスです。
    「体力だけでなく、頭も使う仕事」というのが解体施工管理の特徴かもしれません。

    ■ やりがいと大変さ

    正直、最初は覚えることが多くて戸惑うかもしれません。
    ですが現場を自分の手でまとめ、工事が無事に完了したときの達成感は格別です。

    また、近隣や職人さんとの信頼関係ができてくると、毎日の仕事もどんどんやりやすくなります。

    ■ まとめ

    解体施工管理の仕事は、「現場を動かす立場」として、多くの責任とやりがいを持つ仕事です。
    これからこの道に進む方や、業界のことをもっと知りたい方の参考になれば嬉しいです。

    次回は、「施工管理でよく使う道具や便利アプリ」なども紹介予定です。
    最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • はじめまして。


    このブログは、「解体工事の施工管理」に関わる方、または興味を持っている方に向けて、現場のリアル・知識・役立つ情報を発信するブログです。

    ■ なぜこのブログを始めたのか?

    解体業界というと、「きつそう」「危なそう」「専門的で難しい」といったイメージが先行することが多いと思います。

    ですが、実際に現場を管理していて感じるのは、安全・環境・スケジュール…すべてにおいて高度なバランス感覚が必要な、非常にプロフェッショナルな仕事だということです。

    このブログでは、そんな「外からは見えにくい解体施工管理の魅力」を伝えていきたいと思っています。

    ■ どんなことを書いていくか?

    ・解体施工管理の仕事内容や1日の流れ
    ・実際の現場あるあるや、困りごとの対処法
    ・未経験でも目指せるキャリアや必要な資格
    ・Excelや書類作成の時短ノウハウ など

    これから現場に入る新人さん、業界に興味を持っている方、そして同じ現場で頑張る施工管理仲間に、「なるほど」「ちょっと楽になるかも」と思ってもらえる内容を目指します。

    ■ 最後に

    記事を通じて、“3K”なイメージの解体業界が、“カッコイイ・工夫・可能性”のある仕事に見えるように、発信を続けていきます。

    どうぞよろしくお願いします!