解体工事は金額だけで選ぶと危険?追加費用が発生しやすい3つのケースと予防策

こんにちは。今回は「解体工事でよくある追加費用の話」と、「なぜ金額だけで業者を選ばない方がいいのか?」についてまとめてみます。

■ 追加費用が発生する3つのよくあるケース

【1】地中障害物が見つかった
→ 古い浄化槽・基礎・配管・井戸・埋設物など、解体してみないとわからない部分に何かが埋まっているケース。
これはどの業者でも想定外になる可能性があります。

【2】アスベストや特別な廃材が出てきた
→ 見積もり時に確認されていなかった石綿(アスベスト)やPCB、ダイオキシンなどの特殊物質。
調査漏れや知識不足の業者だと、後から高額な費用が追加されることも。

【3】見積書に含まれていなかった工事があった
→ 養生費・整地費・運搬・届出費用などが「別途」と書かれていて実際には請求されるケース。
見積書の書き方や説明不足が原因になります。

■ なぜ金額だけで選ぶと危ないのか?

単価だけを安く見せて、実際は追加費用がかかる仕組みになっている業者も少なくありません。
あとから「これは別です」と言われてしまうと、施主としては断るのも難しいのが現実です。

「最終的に高くついた」「追加費用を説明してくれなかった」という相談は、業界でもよく聞く話です。

■ 予防するために確認すべき3つのポイント

  1. 見積書の中身を細かくチェックする
     → どこまで含まれていて、何が“別途”なのか?聞きづらくても確認が大切です。
  2. 現地調査がしっかり行われているか
     → 現地を見ずに出した見積もりは危険。調査の丁寧さがそのまま施工の丁寧さに繋がります。
  3. 追加費用の可能性を説明してくれるか
     → 最初に「追加があるとしたらこういう場合です」と正直に言ってくれる業者は信頼できます。

■ まとめ

「安い=悪い」ではありませんが、金額だけで業者を決めると、あとから後悔するケースが多いのが解体工事の特徴です。

工事が始まってからの「実はこれも別料金です…」を防ぐためには、
最初の見積もり段階で、説明力と誠実さを感じられる業者を選ぶことが大切です。

不明な点は遠慮せず確認して、納得した上で進めるようにしましょう。
ちょっとしたひと手間が、大きなトラブルを防ぐ近道になります。

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です