こんにちは。今回は、「大型重機を使った解体が得意な業者」について解説してみます。
解体業界とひとことで言っても、会社ごとに得意分野はさまざま。
その中でも、RC造のビルや倉庫、工場といった広い敷地での解体に強い業者には、共通する特徴があります。
■ 大型重機を扱う現場とは?
- 鉄筋コンクリート造の中高層ビル
- 倉庫・工場・プラント設備
- 大型商業施設
- 郊外の敷地が広い案件 など
こういった現場では、パワーと作業効率が求められるため、
重機を複数台所有している業者が大きな強みを発揮します。
■ 重機を多く持つ業者の特徴
50tクラス以上の重機やロングアームなどを保有
・現場ごとに専属のオペレーターがいる
・現場規模に合わせた機材の選定が得意
・解体スピードが早く、工期が短くなる傾向あり
また、重機を輸送するトレーラーや回送体制も整っていることが多く、
準備力・対応力が高いのも特徴です。
■ 安全対策のレベルも高め
重機作業が中心になる現場では、オペレーターと施工管理者の連携が非常に重要になります。
重機誘導のための人員配置や、周辺環境への影響(騒音・振動など)をコントロールする能力も高めです。
■ ただし、全ての現場に向いているわけではない
- 都心部などで敷地が狭い
- 建物との距離が近く慎重な作業が必要
- 手壊しが中心になる住宅密集地
こういった現場では、小回りの効く手壊し専門業者の方が適している場合もあります。
■ 発注・転職、どちらでも大事な“業者の見分け方”
発注者目線なら、下記のようなポイントを確認すると安心です。
- 保有重機の種類や台数
- 同じような規模の解体実績があるか
- 安全管理体制(教育・資格)
- 工期対応力や搬入出の調整力
また、転職を考えている方にとっても、「どんな現場をやっているか」で業者選びの基準が変わります。
「重機を扱うようなダイナミックな現場で働きたい」
「現場の流れを管理するポジションを目指したい」
という方には、こういった業者が合うかもしれません。
■ まとめ
解体業者によって、得意とする工事のスタイルは大きく異なります。
特に、大型重機を駆使した現場に強い会社は、
「スピード」「規模感」「管理体制」において高い水準を持っていることが多いです。
自分に合った会社を選ぶためにも、こういった特徴を知っておくと役立ちますよ。
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